【サポート情報】3CX Version20へのアップグレードに関しまして。ご留意いただきたい点とベストプラクティス。

【サポート情報】3CX Version20へのアップグレードに関しまして。ご留意いただきたい点とベストプラクティスのご案内。


ベストプラクティス

V203CXのメジャーアップグレードとなり、様々な面で機能が刷新されます。

初期バージョンでは後述の未実装機能があるため、現時点ではV20リリース直後のアップデート適用は行わず、

未実装機能のリリースを待ち、機能の実装後にアップグレードを行うことを推奨いたします。

 

V20アップデート要件

・管理者が使用する内線にSystem Ownerの権限が必要となります。

LAN/WAN側から共にURLでアクセスが行える環境が必要です(Split DNS環境)

・各内線に一意の有効なメールアドレス設定が必要です。

・最低2vCPU、2GB以上のRAM、5GB以上のディスク空き容量が必要です。

OSISOから提供されているもの以外のパッケージがインストールされていない必要があります。

・サードパーティのソフトウェアがインストールされていない必要があります。

3CXシステムから下記のURLへアクセス可能な必要があります。

repo.3cx.com

deb.debian.org
downloads-global.3cx.com

activate.3cx.com

 

注意点

アップグレード処理中は、システム/インスタンスを操作しないでください。

3CXの完全なバックアップを取得し、インスタンスの外部に保存します。

可能であれば、VMの完全なスナップショットを取得します。

アップグレード中は3CXが使用できなくなるため、営業時間外にアップグレードを行うようにしてください。

 

下記の環境の場合アップデートが失敗する可能性があります

手動でリポジトリを追加/削除した。

手動でインストールしたパッケージが依存関係の問題を引き起こしている。

アップグレードプロセスを妨害する可能性のあるリモート管理または監視ツール (例: APT のロック、サービスの再起動を試みる)

ロケールや タイムゾーンの変更

変更された/壊れた設定ファイル/パッケージ

ルート証明書の改ざん

インターネットアクセスの制限

アップグレードの実行中にユーザがシステムにアクセスしている。

 

初期リリースで利用いただけない機能

・ブリッジの編集(設定済みのブリッジは引き続き機能)

FXSデバイスの編集(設定済みのFXSデバイスは引き続き機能)

・トラブルシューティングの為のWiresharkキャプチャ

WEBUIからのOSの再起動

・ホットデスク機能(Update2での実装予定)

DIDに名称を設定し通話にタグをつける機能(Update2での実装予定)

・スケジュールによるレポート作成(Update2での実装予定)

・チーム設定の編集(Update2での実装予定)

Webクライアントでの日本語メニュー

 

関連URL
https://www.3cx.com/blog/releases/v20-beta1/

https://www.3cx.com/blog/releases/v20-releasecandidate/

https://www.3cx.com/blog/releases/v20-beta1-upgrade/

https://www.3cx.com/blog/releases/v20-release-candidate-2/

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変更項目のすべてについてはリンク先を参照ください。: https://www.3cx.com/blog/category/releases/