【サポート情報】3CX V18アップデート8A Final & 8B がリリースされました

アップデート8A Finalがリリースされました。
SIPトランクとシステム内線のロック、CFDのパフォーマンス改善、英数字の送信者IDのSMS処理、
オンプレミスのインストールでRPSをオフにする機能など、バージョン18での最後のアップデートとなります。

主要な変更点・新機能は下記となります。

SIPトランクとシステム内線がロックされます。

  • システム全体の内線とSIPトランクの管理は、グループオーナーや管理者ではできなくなりました。
  • システムの内線とトランクを管理するには、システム管理者またはシステム所有者になる必要があります。
  • グループ管理者は、所属するグループ内のすべてのアイテムを管理できます。

CFDアプリのパフォーマンス向上

  • アップデート8Aにより、CFDアプリケーションのパフォーマンスが最適化されました。
  • 英数字の送信者IDのSMS受信時の処理で、送信者情報(E.164形式の電話番号ではなく、企業名や組織名など)がルーティングされ、チャットに表示されるようになりました。

オンプレミスのインストールでRPSをオフにする機能

新規インストールに限り、またスプリットDNSにて3CXのプロビジョニング方法を使用している限り、アップデート8はオンプレミスとクラウドの両方のインストールでプロビジョニングを容易にします。

VPN、ローカルプロビジョニング、または別のRPSサーバーなどを使用している場合は、これをオフにすることもできます。これを行うには、管理コンソール >> 設定 >> パラメータに移動し、RPS_LOCALを設定する必要がありますが、既存のインストールでは、値がすでに0に設定されているため、何もする必要はありません。

Update 8 主要マイルストーン

バージョン18のアップデート8は、昨年6月のアップデート8アルファ(3CX MS 365の統合が簡単になりました)から3ヶ月以上にわたって行われ、今年の初めから取り組んできたことの多くが統合されました。

その中でも特に重要なものを下記にまとめます。

  • Office 365とのよりシンプルで優れた統合
  • 3CX内から365の連絡先を検索
  • CRMとの連携が向上 - 3CX内からCRMの連絡先を検索できます
  • Webクライアントからの新しいレポートインターフェース
  • Yealink T4電話をルーター電話として使用可能
  • 3CX StartUPから3CX SMB - Small Businessへの名称変更
  • ショッピングカートの書き換え

8Aに引き続き、SSL.comが提供する証明書エラーを回避するためのFixバージョン8Bがリリースされたため、
現在はシステムのアップデート適用は Update 8B-939となります。

※本メッセージは、日本のお客様に重要と思われる情報をCCアーキテクトが抽出しています。
※変更項目のすべてについてはリンク先を参照ください。: https://www.3cx.com/blog/category/releases/